建設業界で働いている方にとっては、最近耳にすることが増えたのではないでしょうか?
「建設キャリアアップシステムってよく聞くけど実際よくわからない…」
「登録しなきゃいけないものなの??」
国土交通省のホームページによると、「建設キャリアアップシステム(CCUS)」は、技能者の資格や現場での就業履歴等を登録・蓄積し、技能・経験が客観的に評価されることで、技能者の適切な処遇につなげるための仕組みで、建設業団体と国交省が連携して官民一体で推進しているものです。
具体的な仕組みとしては、
①システムへの登録:登録するとカードが交付されます。
②現場での読み取り:現場に設置されたカードリーダで読み取ります。
③就業履歴の登録:CCUSに就業履歴が登録されます。
④職人のレベルを判定:レベルに応じた色のカードが職人に交付されます。
⑤施工業者の施工能力を評価:所属する職人のレベルや人数に応じて、施工業者の施工能力を評価。結果は評価団体や国交省のHPで公表されます。
国交省は2023年度からの登録義務化、あらゆる工事でCCUSの完全実施を目指しています。
現時点で登録しなかった場合の罰則などはありませんが、今後CCUSカードがないと現場に入れないといったことが起こるかもしれません。
弊所ではCCUSの代行登録も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。